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多汗症:治療と対策
汗は、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の二種類の汗腺から分泌されます。
「わきが」は、このうちのアポクリン汗腺から分泌された汗以外の物質を
皮膚の細菌が分解することにより臭いを発するものです。
アポクリン汗腺も含めた汗腺から分泌される汗の量が多い症状を「多汗症」
と言います。
1分間に何ミリリットル以上汗をかいたら多汗症である・・と言う明確な基準
があるわけではなく、あくまでも自覚的な症状と言うことになります。
緊張しやすい人や太っている人、甲状腺機能の亢進している人など、
多汗症を自覚する人は大勢存在します。
多汗症の症状は、わきの下だけではなく、手や足、顔などにも現れます。
しかし、私達人間は、普段の生活において、身体と腕が閉じた状態が多く、
わきの下は、特に汗をかきやすい場所のひとつと言えます。
わきがと多汗症は、同一のものではありません。
先に述べたように、わきがの臭いは、汗そのものの臭いではありません。
なので、多汗症の人がすべて臭いが強い言うわけではありませんが、
臭いの要素を人より多く持っていることは確実です。
わきの多汗症には、超音波治療によりわきの下のアポクリン腺とエクリン腺の
両方を除去するものがあります。
わきがの原因となるアポクリン腺が除去されるので、わきがの心配は消え、
精神的なストレスを軽減することが出来ます。
とは言え、わきがではないのに自分でわきがだと思い込んでいるいる人も
かなりの割り合いで存在しますので、あくまでもにおいの対策としては、
常に衣服や身体を清潔に保つと言う心掛けが必要です。
俗に言う「おやじ臭」も加齢臭よりも不潔にしていることが原因である場合が
ほとんどなのですから。
多汗症にも様々な種類があります。
多汗症とは、手のひら多汗症を意味することもあります。
手のひら多汗症は、手のひらに限って多量の汗をかく症状のことです。
じっとりと手のひらが湿っていると言う程度から、触ったものが手のひらの
汗で濡れてしまう、手を動かすと汗の水滴が飛び散ってしまうと言う程度まで
人により様々な症状のレベルがあります。
医学用語では、「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」と呼ばれています。
日常生活に支障を来す程症状が深刻である場合は、病院での治療をお勧めします。
幼少期から発症する場合もありますが、その多くは10代~30代で発症します。
男女差はありません。
多汗症の原因については、今もって解明されていませんが、メカニズムとしては、
自律神経のの機能亢進の状態が継続することで、エクリン腺汗が活性化し、大量
の汗が分泌されている状態です。
治療法としては、ボトックス治療や内視鏡外科手術が注目されています。
漢方薬による治療もありますが、一般的な投薬とは違い、効果が現れるまでに
長い時間掛かる場合があります。
また、漢方薬による治療には、個人差が大きく関わります。
同じ症状でも、人により、処方内容は大きく変わります。
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